失業が確定する前の段階
「失業」というのがどこまで本当なのかわからないけれど、今月の会社の成績によって、会社を閉鎖するか、人員を大幅に縮小するという通達が出たそうだ。
先日はとりあえず、ライフプランニングを行ったけれど、今日はひとまず、無職になったとしたら、まずどういった制度が利用できるのか考えることにした。何かを考えないでは過ごせない。
私が、以前退職した際に利用して助かったのは、雇用保険である。これは会社勤めをしていて雇用保険を払っていた人なら受けられる制度だ。
雇用保険(失業手当)について
失業手当がもらえる期間
一般に「失業保険」と呼ばれているものは、雇用保険の中の「基本手当」というものだ。今、一番気になっているのは、会社都合で会社を退職した場合、一体失業手当がどれくらい(期間・金額)もらえるのかである。
インターネットで調べるとどんどんでてきたけど、住んでる地域や年齢、解雇のタイプによって違うので、ちゃんと調べるには、住んでいる地域の役所、公式サイトを駆使してください。以下、私が見てわかりやすかったものを紹介する。
「失業保険」は私が32才の時にお世話になったことがある。
当時は待機期間中に数か月ゆうメイトとしてあこがれの仕分けを経験したな車やバイクの運転ができないので、ニッテイさんの車に乗せてもらって、大阪城付近のビル群を担当。これがまたすごい書類の量で、とくにKDDIさんとかプラスチックの箱に20箱くらいA4封筒が届くときもあって、本当に痩せた。52Kgという当時の新記録を更新した。
私は、待機期間中のアルバイトなので失業保険の金額には影響がないのだけれど、失業保険をもらっている間に一時的にアルバイトをした場合は(ちゃんと申告してね)少し減額にはなるけれど、至急されますよ。何が自分の経験となって役立つかはわからないので、いろいろチャレンジしてみよう。以下のページの「【1】 就業手当」に詳しく書いてある。
特定受給者の失業保険
一定額家計に入れるタイプの我が家では、相手の給与明細を見ることも見せることもほぼないのだけれど、保育園提出書類を見たことがあるので何となくわかる。また、今回の失業は会社都合なので、夫は特定受給者にあたる。待期期間は7日だけ。ありがたや。
参照:基本手当の所定給付日数
上記のページをざっと見ると、勝手な皮算用ではあるが、夫は高齢でもあるので180日間失業保険がもらえるらしい。なんとありがたいことだ。雇用されていた期間、年齢、退職理由によって違うのでそれぞれ確認されたし。
また、至急額についてはこちらのページの「支給額」のところを参考に。
基本手当について
過去6か月の給与合計 ÷ 180 = 賃金日額
この賃金日額の、50~80%(60歳~64歳については45~80%)支給される。上限っていうのが年齢ごとに定められているので、我が家は8,250円といったところだ。
8,250円 × 30 = 247,500円!
これが本当にもらえるならありがたいけど。まだ何か計算があるのかな。想像より多いのでにわかに信じられない。
今やっている職業訓練はどんなものか
失業保険をもらい始めて数か月の時に職業訓練を受けることができ、そこでWeb制作を習った。デュアルシステムという、3か月勉強+2ヵ月は企業での実習だったので、経験が積めてよかった。座学と実務では大きく違うからなぁ。結局その事務所でその後もお世話になることになり、Web見習い3年を経て今の会社に転職。職業訓練を見事に就職に役立てることができた。
このあたりの職業訓練については、実際にハローワークに通い始めた夫から聞いて以下を書いた。
失業した場合の保育園の扱い
保育園というところは、夫婦ともに仕事をしているので子どもの面倒を見ることができない、という前提に成り立っているので、一方が失業して在宅である場合は、預けることができない仕組みだ。
自治体によって猶予期間は違うが、私のところでは2ヵ月のよう。実際に昨年の5月に仕事をしながら転職活動をした経験から言わせてもらえば、2か月というのは極めて短い。今(2018年現在)はバブル期並みに求人が多いと言われているが、実際のところ中年時短女性には厳しいものがあった。転職サイトを調べまわって、方向性を決めエントリーを50社くらいしても、書類選考で通ったのが7社くらいだったかな。
そこから、面接日時を設定して面接を受けて結果発表まで。2か月だとぎりぎりではないかと思う。3か月のところもあるみたいだけれど、待機児童の多さと関連があるのかも。ちなみに、今の地区では保育園が増えすぎて小規模保育施設が閉鎖するところもあるようだけど。3か月に伸びないかなぁ。
とにかく、いろいろなサイトを見たけれど、こういった問題を保育園に聞くのは間違っていて、馬鹿正直に名前を出して役所に聞くのもあれなので、微妙なことは匿名で質問するとよいらしい。
ただ、私はそう簡単に夫が再就職できるとは思えなくて。今の仕事だって、結婚するときになんとか昔のつてを頼って入れてもらったような感じだから。これ以上のつてはもうない気がしていて。オープンハートでEverything OK!みたいなキャラでもないので、自宅でこつこつ、個人事業主をしたほうがよいのではないかと考えてはいる。