今日から夫が無職!快適なところ

今日から夫が無職!快適なところ

のんびりした年末年始と私の家族

散らかった実家

年末年始は、しばしこのサイトのこと、夫のこと全て忘れて自由を満喫。これは夫失職に関する話を聞く以前から計画していたので、気兼ねなしに実家で遊ばせていただいた。

部屋は散らかっているものの、ずいぶん気楽に過ごせた。そう私の実家は、まぁまぁ乱れている…こういうものは環境に依存するもので、母ももっと激しい実家で育ったと思えば年代を経るにつれ改善されては、いる。

ちなみに実家の両親に「夫の失業」について話すことはない。すでに、結婚の挨拶時に努めていた会社もすでに辞めて転職していたので、今さら言う必要もないのだ。 高齢の両親に心配してもらっても仕方がない。

たくましい両親

心配させるどころか、むしろ元気づけられた面があった。75歳で個人事業主ぽいことをしている父が、気分転換にハローワークでパートを探していると言うのだ。自信満々に履歴書や職務経歴書を出してきて、添削してくれという。父は自分の経歴が自慢らしかった。いや記載している文章がかな。マンションの管理人などに応募しているらしい。

なかなか驚いたので、このバイタリティ「伝われ~」(byさっくん)と思い夫に共有。
ついでに言うと、73歳の母は母より年上の方が経営する食堂に週に何日か手伝いに出ており、年末は12/29、年始は1/5から仕事をしていた。
その他、卓球・日舞・ボランティア・カーブス何でも参加の人で、日々原付バイクで走り回っている。
我が実家はもう人生100年時代を地でいっている家族なのだ。経済面が乏しい&弟が病気ということもあるが。私が75まで働く計画を立てていてもなんら不思議ではない。 血だ。

家事育児の夫婦分担について

話がサイトの主題から大幅にずれてしまった。お気づきかもしれないが私は脱線を得意とする。非常に厄介なライターです、よろしく。

昨年から扶養の手続きだけは進めていたものの、年始から無職になる夫について、家事育児の分担など特に何の打ち合わせもなく、私の初出勤、子どもの初登園日を迎えてしまっていた。

本来であれば、
「今月より無職になるので時間ができます。保育園の送り迎えは僕が行いますね」とか
「家事育児の分担を少し増やそうと思うけどどうしましょうか」なんて言葉があればよかった。もしくは、
「今月よりこの家事と育児を担当してもらってもいいかな」なんて提案もできてればよかったのだけど。

家庭での家事育児の実務については何も打ち合わせできてなかった。年末年始の間のメッセージのやり取りはほぼ「子どもの様子」と「録画した番組について

何の暗躍もできず無能妻が実家で遊び呆けているだけであった、反省。
夕食時になごやかムードが流れたとき、夫側から「明日の登園の際の注意」などを質問してきた時に、夫が保育園の送り迎えを担当しようとしていることがわかった次第である。

「実は明日から、子どもの送り迎えを担当しようと思うんだけど~」という枕詞があればより望ましかったけれど、私は明日からの夫の支援を確信し保育園の設備について説明したのだった。

夫は、私の説明では分かりづらいと文句を言いながら聞いていたが、いつもそうだが、私の助けなしで登園、さらにお迎えを実行するようだ。

ハードルの高い休み明けの保育園の登園

作業的ハードルと心理的ハードル

さて、週初めの登園は若干ハードルが高い。
通常の、食事エプロン、食事手拭き、手拭きタオル、おむつのセット以外にも、シーツ貼り、外遊びジャンパーセット、外遊び帽子セットなどがあるからだ。

それ以外で、最も大変なのは、最近は少し落ち着いてきた「月曜病」である。
大人でも月曜日が憂鬱という人は多いだろう。これは別名「サザエさん症候群」とも呼ばれるので聞いたことがあるだろう。週明けの仕事(や学校)が嫌で不機嫌になったりうつ状態になることだ。

サザエさん症候群(サザエさんしょうこうぐん)とは、日曜日の夕方から深夜、「翌日からまた通学・仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の俗称である。ここでは、同じような症例のブルーマンデー症候群 (Blue Monday) についても取り扱う。

サザエさん症候群 – Wikipedia

月曜日の登園拒否について

3歳を過ぎた頃から、息子は月曜日の登園を特に嫌がるようになっていた。お菓子で釣ったり、おもちゃで釣ったり、泣いたまま放っていったり、怒ったり、なだめたり色々な手を尽くしてきた。

この問題は当初私だけが背負って、夫には現象の連絡だけしておいたのだが、ある時爆発してしまって
「私だけが大変な目にあって会社に遅刻するのは嫌だ。評価が下がる!」
と文句を言ったことがある。実際に会社から指摘を受けたからな~

そう、たまには冷静な事実の連絡だけでなく、どう思っているかは伝えた方がいいと思う。だから、送り迎え担当してくれたかもしれないから。

そして、初登園日。
朝は多少ぐずぐず「保育園行くの嫌だぁ」と言っていた息子だが、お父さんが保育園に連れて行ってくれるという環境の変化に驚いたのか喜んだのか、結構素直に受け入れ、大泣きすることもなく無事登園できたのである。

お母さんには甘えで嫌々してたかもしれないな。お父さん大活躍!

快適な出勤時間がやってきた

さて、私は夫と子を見送り、ハイタッチをし、悠々と駅まで歩いて1本早い電車にもまれて通勤しました。そのスムーズで快適なことと言ったら。

自宅から、自分のタイミングで出発でき、時間を気にせず仕事をして、電車の時間を気にせず、通りすがりのお店に立ち寄ることができ、自分のタイミングで帰宅できるってどれほどの幸せか。

といっても結局は時間通り働いて、寄り道もせず、スーパーに寄って帰るのだけど。最初の数日はうれしくて15分残業してしまったよ。

ワーキング子育ては大変

ここまで読んでくれた人は、ワーキング子育てでは、

毎日子どもの機嫌に振り回される送り迎えや、保育園と電車の時間に振り回されて、仕事打ち切ったり、時にダッシュしたり、信号無視したり、保育園にお詫びの電話入れたり、その後の買い物、夕食準備、食べさせ、お風呂準備、洗濯取入れ、お風呂入れ、寝かしつけが毎日繰り返されていることを覚えておいてね。

同じ電車に毎日がんばって乗っても、遅延で遅れたり間引かれたり、乗り継ぎ合わなかったりするんだから。給与は引かないけど評価は悪いよとか言わないで。
がんばってんだよー。